プレマ基金の支援アクションの一環として、ガイガーカウンターの無償提供を行いました。福島に限らず全国で、活動内容やその地域の状況についてヒアリングを行った上で、大小問わず団体の共有物として利用されるケースのみに限定させていただき、20台を無償で提供いたしました。そのご報告や御礼状が届いておりますので一部ご紹介いたします。
相馬市にある鹿島神社に奉納
平成24年4月26日 相馬市にある鹿島神社に奉納
平成24年4月26日 相馬市にある鹿島神社に、桜(ソメイヨシノ)の枝木を植樹奉納することが決まりましたので行って参りました。

この植樹の案は、今年の3月24日に京都で開催した福島応援シンポジウム「それでもなお、桜咲く。」の打合せにプレマ基金代表の中川信緒が福島へ行った際、福島県相馬市の地元の人たちに提案したのがきっかけでした。地元のご厚意で鹿島神社という建立して1200年つづく由緒ある神社に奉納が決まったのです。
彼女が考える福島、彼が見つめる福島
彼女が考える福島、彼が見つめる福島

3.11大震災のドキュメンタリー映画「Uncanny Terrain(超自然の大地)」。地震・津波・原発事故の三重苦を抱える福島の現実を世界に伝えるため、そこに暮らす人達と共に過ごし自分たちの目と耳で確かめ取材した事実をカメラに収めた。この日本で起った出来事が忘れ去られぬよう使命感で日々、東奔西走。無収入でありながら震災から一年経った今も福島でカメラを回し続けている。
賛同してくださる人たちのためにも
賛同してくださる人たちのためにも
福島の人たちの「お手伝い」をしていると、まだまだ事足りていないと思う時があります。
弊社では支援のことを「お手伝い」と呼ぶことが多くなってきました。このような大きな惨事も、それぞれの人が身近な出来事として捉え、困っている人に手を差し延べるのが当り前の時代になってきたということでしょうか。
~あなたがして欲しいように、その人にも、してさしあげなさい~
プレマ基金・プレマ(株)にはこんな言葉があります。
赤十字やNPO団体などが行なう支援活動と比べれば、一企業ができる支援には限りがあります。私たちの行なっているお手伝いも、それらに比べれば微々たるものなのは重々承知しております。このようにホームページを立ち上げ 「~をお届けしました」 「~に行って参りました」 と写真付きで載せているのは売名行為ではないかと思われる方もいらっしゃると思います。
被災地からのお礼状
被災地からのお礼状

プレマ基金は、大震災以降明らかになった「大組織では平等を旨とすることを重視するあまり、意思決定に時間がかかってしまい緊急時支援に遅れが発生する」という問題を直視し、「私たちが今すぐできることはなにか?」という一点に集中して震災支援をおこなってまいりました。
また、支援専門の各種団体のように運営そのものにかかる人件費や通信費、交通費などの経費による「諸経費ロス」も、支援をしたいと思っておられる個人の方たちの気持ちを考えますと、ゼロに近ければ近いほどよいと考え、本基金ではご支援いただく金額の100%を被災地またはそれに準ずる地域のために用いることにしました。
フリマ出店
6月5日 フリーマーケットに出店致しました!
お客様が寄付してくださった支援服の一部が古着はもう十分に行き渡っているという理由で被災地に持って行けずにいました。
しかし、どうにか支援につなげたいとの思いからフリーマーケットに出店することにいたしました。
梅雨に入ったため前日まで雨マーク・・・お天気が心配でしたが、なんと当日になって晴れマーク!♪
ちょっと曇り空が涼しい風をもたらし、絶好な環境を作ってくれました。
これはきっと天も応援をしてくださっているんだなと感じて、ますます人の『思い』というのはすごいパワーを持っているなと感じました。
当日参加したスタッフはほとんどフリーマーケットの経験がなく、売れるか不安はありましたが、それも思いからなのか、多くのお客様が服を買って下さいました。
支援服を寄付して下さったお客様、服を買って下さったお客様に感謝し、売上全額をプレマ基金としてお預かりして、被災地の皆様のために使用したいと思います。
これからも被災地の皆様に心から愛と感謝をお届けしてまいります。
放射線より怖いもの...この時期を乗り越えるために
第1回目の支援活動、被災地 福島県から帰ってきた中川が語ります
現実は日々めまぐるしく変化しており、さまざまな情報が流れ、何を信じて行動すれば良いのか、不安は尽きないことと思います。そんな状況の中、今一番多くの方が気にされているであろう、放射性物質や放射線にどう対策をすれば良いかについて、弊社代表の中川にインタビューを行いました。