行ってみなければわからないこと

行ってみなければわからないこと


(福島県相馬市 プレマ基金の活動でつながった方たちと)


プレマ基金の活動で3.11の震災以降、福島県を中心に130日以上の滞在日数を重ねてきました。私たちは被災地で暮らす人たちと、ふれあい、共に喜びも悲しみも分かち合い、寄り添うということで見えてきたことを実践してきました。それは、現地で聞き、目で確かめ、本当に必要とされるものや、そこに暮らす人たちの生活に役立つ物資を、自分たちの足を使いお届けするということです。それにより、本当の意味で被災地のQOL向上に必要なお手伝いが見えてきます。時には県や市などの自治体で行なわれる行事にも参加、協賛し、心の支えになるお手伝いもできたのではないかと思います。けれど一つどうしても気になることがありました。それは福島に住む大人たちのことです。

ページのトップへ▲

シルバニアドールハウスのお届け

相馬市役所 川原町児童センターへ シルバニアドールハウスお届け

相馬市役所 川原町児童センターの子どもたちのもとへ「シルバニア ドールハウス」をお届けしました。

京都在住の方より、中学校に進学した姪子が大切に使っていたシルバニア ドールハウスのセットをどちらかにお届けできないか、というお申し出があり福島の児童センター、幼稚園、保育所などに問い合わせたところ、早速連絡があり福島県相馬市の川原町にある児童センターにお届けすることに決まりました。



ページのトップへ▲

miyako02.jpg
スタッフ:松本克也
miyako03.jpg
スタッフ:阿山一昌
2012年6月2日、プレマ(株)の出張所がある沖縄の離島・宮古島から、2000キロ以上離れた福島県相馬市玉野地区に、160世帯分の野菜ボックス(無農薬有機栽培・無農薬無肥料栽培の6品)をお届けしました。それは単に宮古島で採れた野菜を支援するという容易なことではありませんでした。

現在プレマ(株)では、困難な状況下にある全国のお客様に安全で安心できるお野菜を提供するため、宮古島にスタッフの松本、阿山の2名を常駐させ日々精進しております。いままで無かったことを一から始めるわけですから当然、暗中模索の日々。加えて、昨年11月より最近まで続いた、戦後最悪ともいえる日照時間の少なさと、これまでに例を見ない悪天候は、本プロジェクトにとどまらず、宮古島全体の農業者に壊滅的な打撃を与えました。露地で無肥料自然栽培にチャレンジするも壊滅状態で無肥料・自然栽培のほんとうの厳しさを最初から体験することとなりました。

そして阿山が事故で骨折し入院・・・

ページのトップへ▲

チームSOS in 相馬市立玉野小学校

チームS.O.Sが一緒に福島の子どもたちと遊ぶ。

SOS001.jpg


 福島県相馬市の玉野小学校へ「楽しいことやるので行きましょう」と誘われ行ってきました。玉野小学校は伊達市と相馬市の境の霊山峠にある学校で、数ヶ月前まではホットスポットとして全国に知れわたった地区です。

ページのトップへ▲

Help! 玉野地区

原発事故から未だに?と思ってしまう福島県相馬市玉野地区の現状・・・

福島訪問で、新たなSOSを受けました。
_MG_0316.jpg
避難地域となった飯舘村に隣接し、線量がかなり高い相馬市玉野地区。
農業が中心の山間のこの村で、ご存じのように安心して出荷できるレベルの農産物は生産ができません。
自家菜園による自給自足に近かったこの地域では、この高線量で自分が食べる食糧の自給の道すら奪われました。ほとんどの収入が途絶えているだけでなく、高齢の方が多いうえに若い方が避難してしまったために、買い物にも行けない高齢世帯が孤立に近い状態に置かれています。
全体として比較的線量の低い相馬市の1地域ということで、行政支援もほとんどなく、ほとんどの民間団体もこの地域の問題に関与していません。緊急に必要とされた子どもたちが学ぶ教室への空気清浄機5台の支援は先週プレマ基金として速やかに行いました。

次は、孤立におかれている地区の高齢者への皆さんへの食糧支援が必要とされています。一部支援は行われているようですが、まだまだ量が足りません。プレマ基金の財政も、当初の食糧からその後の測定器支援などで厳しい状態が続いています。(現在約90万円の赤字)皆様の関心をぜひこの玉野地区にお寄せいただき、下の支援をお願いしたく思います。

oohasisan_b.JPG
地域の皆さんを地元で支援している大橋工業、大橋社長のblogです。支援のことをご紹介くださってます。私どもの呼びかけにご賛同頂いたお客様のご支援や、微力ながらプレマスタッフも個々に支援物資を送っているようで、そんなことまで紹介してくださってます。

ぜひ、この地域に保存食品(缶詰、レトルトなど)の支援にご協力いただきたいのです。
地域の世帯数は約160世帯(470名)です。
バランスよく配布するために、同じアイテムで、160個の缶詰や160個の保存食品を直接ご支援いただけるとありがたいです。

  • 1個100円の缶詰なら、160個で16,000円。(運賃別)
  • 1個200円のレトルトなら、160個で32,000円。(運賃別)
  • レトルトご飯3パック入160個(480食分)なら、約43,000円。(運賃別)となります。

この支援に手を挙げて下さる方がおられましたら「玉野地区の食糧支援について」
というタイトルでメールをぜひいただきたいのです。
送り先、送り方など、詳しい内容をお知らせいたします。
ぜひ、周りの方への声かけや、お力添えをよろしくお願い申し上げます。

メールフォーム まで「玉野地区の食糧支援について」 というタイトルでメールをぜひいただきたいのです。
直接、玉野地区の支援物資受付住所をお伝え致します。

ページのトップへ▲

玉野小学校

相馬市でも始まった放射性物質検査。水ぎわで学校給食の安全を...

MG_0432.JPG

12月に相馬市の市立玉野小学校にお伺いしたときの校長先生のお話によると、公民館に放射性物質測定器はあるが、それは農産物用ということで学校給食は測定してくれなかったということでした。そこでプレマ基金からNaI(TI)シンチレーション検出器AT1320aを支援しました二本松市東和にある「ゆうきの里」で測定をお願いすることになりました。校長先生から「とりあえず1食分でも構わない」ということでセシウムが検出されたら業者に再度の測定を依頼し、安全性を高めるよう要請するということでした。早速、翌日には二本松市に持っていき1食分を測っていただきました。

「不検出」その知らせを聞いて電話の向こうで校長先生は「良かった」と一言。 実態を知るのと、知らぬままで口に運ばせているのとでは、お子さんを預かる校長としては不安な毎日をお過ごしだったと思います。

_MG_0371.jpg そして2012年の1月に訪れたときには、公民館にあったその測定器で、給食を測定することを市が決めたそうです。農水省からの農産物検査用として御達があったのか許可が必要、現時点で学校給食は測定してくれない、たとえ空いていても農産物を測定するものだからと、子どもたちの内部被爆を守る水ぎわの安全対策を許してはくれない。縦割り行政の、あからさまな構図と云うしかない。
しかし、どの管轄責任云々と少しばかり時を経ましたが、子どもと食の安全を考えて頂いたことは評価しなくてはならないと思います。それが行政というのでしたら、これで前例ができたので今後は迅速に対応願いたいと思います。

ページのトップへ▲

相馬市の仮設住宅へ訪問

福島県相馬市の仮設住宅へ訪問いたしました。

福島県相馬市の仮設住宅へ訪問。今回訪れた漁師さんのお宅は津波で家を流され、船は沖にだして残ったものの福島原発の影響で三陸の魚は売れない・・・漁を再開できず、再開したとしてもはたして、という懸念に苛まれる。

福島県相馬市の仮設住宅へ訪問いたしました。

ページのトップへ▲

南相馬市 避難所「原町第2中学校」訪問。

南相馬市 避難所 原町第2中学校訪問


南相馬市 避難所「原町第2中学校」訪問。ここには福島原発30㎞圏内に住む方たちが避難されてます。地震、津波で家が崩壊され、仮設住宅を待っている方。そして放射能の影響で10分、20分先に自宅が在るのに、いつ自分の家に戻れるのかさえ分からないまま避難所生活を送っている方たちがおります。

南相馬市 避難所原町第2中学校訪問

ページのトップへ▲

南相馬市に住む人の声

南相馬市20km圏ゲート前、そこに暮らす人達の声

南相馬市20km圏ゲート前から中継しました。そしてそこに暮らす人たちの声、私たちが宿泊したホテルのオーナーさん、スタッフさんの声、ゲート前で食堂を営むオーナーさんの声など


南相馬市20km圏ゲート前から、そしてそこに暮らす人たちの声

ページのトップへ▲

長泥地区の土壌線量128マイクロシーベルト

飯舘村長泥地区の土壌線量128マイクロシーベルト

飯舘村 長泥地区の土壌線量は128マイクロシーベルト。Ustによる中継で画質は良くないですが、実際に放射線量計ガイガーカウンタを持って外気と土壌を計ってきております。


飯舘村長泥地区の土壌線量128マイクロシーベルト

ページのトップへ▲

南相馬市 原発から20km圏

南相馬市 原発から20km圏ゲート前から中継

かつては福島県の海岸線を北上するルートとして交通量の多かった国道6号線。震災を受け福島原発事故から、いまは自衛隊車両、警察関係車両、大型重機が通行するのみ...私たちは20km圏境のゲート前まで行くことにしました。

南相馬市 原発から20km圏ゲート前から中継

ページのトップへ▲

福島県飯舘村現地レポート中継

福島県 飯舘村からの現地レポート中継 05/11

東日本震災、福島原発事故から、2か月経った2011.5.11
ここ綿津見神社様でUst Live中継したのは4.11、Liveを含めその日の閲覧数は2000人を超えた中継となりました。

福島県 飯舘村からの現地レポート中継 05/11

ページのトップへ▲

Ust福島県飯舘村現地レポート中継

福島県 飯舘村からのUstによる現地Live中継

東日本震災、福島原発事故、話題の綿津見神社様からUstreamによる Live中継。
その日の放射線量は平均5~6マイクロシーベルト、風向きによっては10.0マイクロシーベルト以上を記録。

福島県 飯舘村からの現地レポート中継

ページのトップへ▲

飯舘村新地町

震災から1ヵ月。放射能汚染・飯舘村~津波被害の新地町

仙台湾を囲んで津波の被害が大きかった福島と宮城の県境、新地町(しんちまち)。飯舘村の計画避難が決まり、政府が、避難の対象外とした特別養護老人ホーム「いいたてホーム」に物資をお届けに行きました。


2011.4.15震災から1ヵ月。放射能汚染・飯舘村~津波被害の新地町

ページのトップへ▲