Help! 玉野地区

原発事故から未だに?と思ってしまう福島県相馬市玉野地区の現状・・・

福島訪問で、新たなSOSを受けました。
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避難地域となった飯舘村に隣接し、線量がかなり高い相馬市玉野地区。
農業が中心の山間のこの村で、ご存じのように安心して出荷できるレベルの農産物は生産ができません。
自家菜園による自給自足に近かったこの地域では、この高線量で自分が食べる食糧の自給の道すら奪われました。ほとんどの収入が途絶えているだけでなく、高齢の方が多いうえに若い方が避難してしまったために、買い物にも行けない高齢世帯が孤立に近い状態に置かれています。
全体として比較的線量の低い相馬市の1地域ということで、行政支援もほとんどなく、ほとんどの民間団体もこの地域の問題に関与していません。緊急に必要とされた子どもたちが学ぶ教室への空気清浄機5台の支援は先週プレマ基金として速やかに行いました。

次は、孤立におかれている地区の高齢者への皆さんへの食糧支援が必要とされています。一部支援は行われているようですが、まだまだ量が足りません。プレマ基金の財政も、当初の食糧からその後の測定器支援などで厳しい状態が続いています。(現在約90万円の赤字)皆様の関心をぜひこの玉野地区にお寄せいただき、下の支援をお願いしたく思います。

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地域の皆さんを地元で支援している大橋工業、大橋社長のblogです。支援のことをご紹介くださってます。私どもの呼びかけにご賛同頂いたお客様のご支援や、微力ながらプレマスタッフも個々に支援物資を送っているようで、そんなことまで紹介してくださってます。

ぜひ、この地域に保存食品(缶詰、レトルトなど)の支援にご協力いただきたいのです。
地域の世帯数は約160世帯(470名)です。
バランスよく配布するために、同じアイテムで、160個の缶詰や160個の保存食品を直接ご支援いただけるとありがたいです。

  • 1個100円の缶詰なら、160個で16,000円。(運賃別)
  • 1個200円のレトルトなら、160個で32,000円。(運賃別)
  • レトルトご飯3パック入160個(480食分)なら、約43,000円。(運賃別)となります。

この支援に手を挙げて下さる方がおられましたら「玉野地区の食糧支援について」
というタイトルでメールをぜひいただきたいのです。
送り先、送り方など、詳しい内容をお知らせいたします。
ぜひ、周りの方への声かけや、お力添えをよろしくお願い申し上げます。

メールフォーム まで「玉野地区の食糧支援について」 というタイトルでメールをぜひいただきたいのです。
直接、玉野地区の支援物資受付住所をお伝え致します。

相馬市でも有数の優良企業社長が「何でもいいから食べ物くれ!」
と頭を下げて支援の要請と、物資の調達で走り回っている。そんなお話を、相馬市の知人から聞いた。

HELP! 2012年原発事故から未だに?「何でもいいから食料くれ」福島玉野


「地域の住民のことを考えると全世帯に浄水器が欲しい」
(※記録用に撮ったものです。音声が聞き取りにくいかもしれません。)

福島原発で相馬市安全説の中で取り残された玉野地区

浄水器
これは2011年6月に収録したものです。玉野地区のほとんどの世帯では里山から湧き出る湧水(井戸水)を飲料にしており、相馬市には各世帯に浄水器の設置を要求していた。

2012年1月に綴られたブログ記事を読んで唖然としてしまいました。 2012年に入ってようやく配給されたのは水道水を冷蔵庫で冷やして夏場に冷水用として使われる、一般家庭でも日常に使用される簡易的なものでした。これで放射線内部被爆を防いでくださいとはいうのであれば驚きです。
http://blog.livedoor.jp/farm_an/archives/55508223.html